チェコ医学生日記 2022.10.09
こんにちは!Jablkoです。
実は、今週から2022-23年度の冬学期がスタートしました。
私たちにとって初めてのclinical year。
正直なところ、毎朝同じ場所に実習に行くという生活習慣を作ることだけで精一杯でした。

というのも、3年生までの座学学年では毎日違う科目の実習/講義に行っていたため、毎朝早く起きなければいけない状況にはなかったんですね。
そしてとても夜型の私、どちらかというと夜に勉強する方が捗るので2時、3時まで勉強して9時、10時に起きていた時もありました。
4年生以降の違うところは、基本的に週単位で実習があります。
特に4年生の冬学期は、1週間単位で様々な科を周り、その週の金曜日または次の週に最終試験を受けるという仕組みになっています。
毎週最終試験があるということが新しいので、少しまだ不安です…。

私のグループは今週、Rehabilitation Medicine(リハビリテーション科)の実習が朝にありました。
私たちが実習で行ったところは、リハビリの中でも特にneurological problem(脳や神経系の問題)によってリハビリが必要になっている患者さんを中心に診ている場所でした。
そのため、Physiotherapist(理学療法士)以外にもSpeech therapist(言語聴覚士)、Occupational therapist(作業療法士)の先生方から講義を受けたり、実際に患者さんのリハビリの様子や脳性麻痺の患者さんの診察などをやらせてもらったりしました。
個人的に膝の怪我でリハビリに通っていた経験はあるのですが、言語聴覚士や作業療法士の仕事についてあまりイメージがなかったので面白かったです。
午後にあるのはClinical Anatomy。
これは4年生の最初の3週間にわたってある科目です。
医学部では1年生の時点で解剖学を一通り学びますが、この4年生にある解剖実習は、それぞれの科を回る前にもう一度復習するために行なっているそうです。
つまり、1年間で学ぶ内容を3週間でやらねばならぬ!!ということで今から勉強をしているのですが、やはりやることが多すぎて試験までに間に合うか不安です…。
基本的に、ご検体を見ながらTA(Teaching Asistant)にそれぞれのトピックについて説明してもらい、実際に体の中で構造を認識できるようにするということをしています。
3週目にある試験でも、プロフェッサーに言われた構造を探したりしなければならないみたいなので、2時間弱の実習を超集中モードで聞いています笑
と、こんな感じで4年生がスタートしましたが、まだよくわかっていない部分も多いです笑 だんだん慣れていくと思うのでそこは時の流れに身を任せようかなと思います。
あとは、私のグループが変わって新しいクラスメイトが増えたので、そこも徐々に慣れていければいいな〜と思っています。
それでは次の更新でお会いしましょう!
Jablko🍎

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